高知県で、山林や農地をはじめ、相続後の扱いに困っている土地や、売却・処分が難しい「負動産」を専門としている福島屋代表の上田です。
相続や過去の取得によって土地を所有している方の中には、「売りたくても売れない」「所有することが負担になっている」と悩まれている方が少なくありません。
こうした土地は一般的に「負動産」と呼ばれますが、見方を変えれば、使える人にとっては価値のある資産でもあります。
そこで本日は、売却が困難な土地の実態と、その整理・活用の考え方について話してまいります。
目次
土地の売却が困難な理由

需要の枯渇
過疎地域や地方郊外では、人口減少と高齢化が進み、住宅や土地の需要そのものが大きく減少しています。
「安くすれば売れる」という段階ではなく、そもそも購入を検討する人がいないのが現実です。
不便な立地条件
- 交通の便が悪い
- 商業施設や医療機関が遠い
- 旧市街地・古い団地・急傾斜地・山間部
こうした土地は住宅用途としての魅力が低く、買い手がつかない状態になります。
法規制・権利関係の問題
- 接道義務を満たさない再建築不可土地
- 私道・共有地・要役地・承役地
- 借地権付き土地
- 農地法の制限がある土地
これらは一般の買主にとってハードルが高く、不動産会社でも敬遠される要因になります。
負動産化
固定資産税や管理負担だけが発生し、収益を生まない土地は、次第に「資産」ではなく「負担(負債)」として扱われるようになります。
土地を手放すのが難しい理由
処分費用の問題
売れない土地を手放すには、原則として所有権を別の人に移すしか方法がありません。
譲受人を探し、名義変更を行うには、費用と労力がかかり、簡単に手放せるものではありません。
相続土地国庫帰属制度のハードル
国に土地を引き取ってもらう制度もありますが、
- 建物が残っていないこと
- 境界が明確なこと
- 管理が容易な状態であること
などの厳しい条件を満たす必要があり、さらに負担金も必要となります。
相続放棄の限界
相続放棄をしても、親族間トラブルや管理責任が問題となる場合があり、単純に「放棄すれば終わり」とは言えません。
土地を所有し続けるリスク
- 雑草や樹木の繁茂による近隣トラブル
- 不法投棄や害虫の発生
- 行政からの指導・勧告
- 積み重なる固定資産税
それでも「土地に価値が生まれる」ケースがある

市場では評価されない土地でも、用途が合う人にとっては価値が生まれることがあります。
重要なのは、「一般市場では売れない=価値がない」ではないという点です。
売却困難地の利用例
- 山林を自伐型林業・椎茸栽培・タケノコ栽培などに利用
- 原野をキャンプなどの簡易レジャーとして利用
- 畑を自家菜園や家庭菜園として利用
- 雑種地をドッグランや趣味スペースとして利用
- 宅地を駐車場・物置・倉庫として利用
福島屋ができること
福島屋では、売却が困難な土地について、単なる「売却」ではなく、現実的な整理方法の提案を行っています。
- 土地の場所・境界・法的条件の確認
- 利用可能性の判断
- 処分・整理に向けた具体的な支援
- 利用希望者とのマッチング
それぞれの状況に応じて、無理のない形での解決策をご提案いたします。
まとめ|使える人に譲渡するという選択
売れない土地は、所有者にとっては負担でも、使える人にとっては価値のある資産となる可能性があります。
重要なのは、その土地に合った「出口」を見つけることです。






























