皆さま、こんにちは!
高知県で、山林や農地をはじめ、相続後の扱いに困っている土地や、売却・処分が難しい「負動産」を専門としている福島屋代表の上田です。
近年、数十万〜数百万円といった安価な価格帯で取引される建物や、無償で譲渡される物件が増えています。
ただし、低価格や無償であっても、譲渡後のトラブルを避けるためには事前の確認が欠かせません。
そこで本日は、建物を譲る側として、なぜ屋根の状態を把握しておくことが重要なのかについて話してまいります。
目次
見落とされがちな「屋根」という重要ポイント

物件を譲る際、多くの所有者は室内の状態や設備の新旧に意識が向きがちです。
しかし実際には、重要でありながら見落とされやすいのが屋根の状態です。
屋根は普段目に入らず、所有者自身も状態を把握していないことが多いため、 譲渡後に雨漏りなどの問題が発覚し、トラブルにつながるケースもあります。
そのため、譲渡前の屋根点検は重要な確認事項の一つです。
屋根の修理費は想像以上に高額になる
屋根に問題がある場合、その修理費用は決して小さくありません。
- 部分補修でも、足場が必要となると数十万円
- 葺き替えになると200万〜300万円規模
所有者が気づかないまま譲渡すると、 譲受人とのトラブルや、説明義務に関する問題に発展する可能性があります。
雨漏りは「建物全体の問題」へ発展する
雨漏りは放置すると、
- シロアリ被害
- 構造柱や梁の腐食
- カビの発生
といった二次被害につながり、建物の安全性そのものを損ねてしまいます。
譲渡前に屋根の状態を把握しておくことは、 所有者自身のリスク管理にもつながります。
不動産取引で実際に起きていること
建物の不具合は、所有者が気づかないまま進行していることがあります。
たとえば、梅雨に差しかかった頃に雨漏りが発生し、引渡し後に初めて問題が明らかになるケースもあります。
その結果、
- 譲受人からのクレーム
- 修繕費用について相談や指摘を受ける
- トラブルによる関係悪化
といった事態に発展することもあります。
福島屋がドローンで屋根を確認する理由
福島屋では、譲渡後のトラブルを防ぐため、 無償譲渡の建物であっても屋根の状態を最優先で確認しています。
その一環として、毎回ドローンを使った屋根確認を行っています。



ドローンを活用することで、
- 瓦のズレや割れ
- 棟瓦の面戸漆喰の劣化
- 棟板金の浮き
- 塗装の剥がれなどの不具合
といった、地上からは確認できない部分まで把握できます。
見えない原因「防水シート」の劣化

さらに注意が必要なのが、屋根材の下にある防水シートです。
屋根材が問題がなさそうでも、この防水層が劣化していれば雨漏りは発生します。
つまり、見た目だけでは判断できないという点が、屋根の難しさです。
屋根は“外と内”の両方で確認する
福島屋では、屋根の確認を次のように行います。
- 外部:ドローンによる屋根調査
- 内部:天井や屋根裏の雨染み確認
この両方をセットで確認することで、見落としのない判断が可能になります。
まとめ|屋根の確認は取引前に欠かせない大切なポイントです

屋根は普段見えにくい部分でありながら、建物の状態を左右する重要な要素です。
- 修繕費が高額になりやすい
- 雨漏りは建物全体に影響する
- 外観だけでは判断できない
こうした背景から福島屋では、無償譲渡を含むすべての建物で、屋根の事前調査を最重要項目として実施しています。































