不動産査定にドローン調査は必要!?ドローンのメリットについて解説

DJI Mini 3 Pro

みなさん、こんにちは!
株式会社福島屋代表の上田です。

本日は、建物のドローン調査について話してまいります。

2018年4月1日から媒介契約締結時に建物状況調査(インスペクション)を実施する者のあっせんが宅建業法で義務付けられたこともあり、当社では不動産査定時に無料でドローン調査を取り入れています。

ちなみにインスペクションは安くても5万円~の費用負担が発生するので普及していないのが現状です。

ドローンで建物調査を行うことで、屋根・外壁・防水・雨といなどの状態を確認、おおよそのリフォーム費用を事前にお伝えすることで、売主さんには売値、買主さんには買値の判断材料にしてもらってます。

不動産査定ドローン調査

とくに屋根の葺き替え工事が必要となると、屋根材の種類にもよりますが、一般的な坪数のお家で150~200万円程度の費用が必要となります。

築30年以上のお家は、今までメンテナンスを施してきたとしてもドローン調査をお勧めします。

不動産査定ドローン調査

先日査定にお伺いした一戸建てのお家は、屋根の上に電気温水器の架台が残っていますが地上からは見えません。相続不動産の査定依頼では、建物のメンテナンス履歴を把握できていない相続人が大半です。

温水器と一緒に架台も撤去するのが一般的ですが、いずれにせよ屋根の上に不要な重量物が乗っていることはデメリットしかありません。

不動産査定ドローン調査

ドローンを屋根に近づけて確認すると、和型スレート瓦の塗装が密着不良で剥がれているのが分かります。この状態からの塗り替えは、下地処理に手間が掛かるため費用が割高となってしまいます。

不動産査定ドローン調査

当社はドローン調査と合わせて、建物の傾き・雨漏り・設備機器の不具合・シロアリ被害などの建物状態のチェックを念入りに行っています。

売買契約書に免責事項をいくつ書き並べても、引き渡し後に不具合が見つかればトラブルになる可能性がありますので、できる限りの調査と重要事項説明をしておくことが大切です。

高知の不動産や実家じまいに関するお悩みごとは、株式会社福島屋にお任せください!

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