皆さま、こんにちは!
高知県で、山林や農地をはじめ、相続後の扱いに困っている土地や、売却・処分が難しい「負動産」を専門としている福島屋代表の上田です。
相続した不動産の中に、山林や畑が数多く含まれていた。
調べてみると、土地の数は数十筆、多い方では100筆を超える。
そのような状況に直面し、戸惑われる方は少なくありません。
一つひとつの土地は評価額が低く、固定資産税も高くありません。
しかし、相続登記や今後の管理を考えたとき、思っていた以上に大きな負担になることがあります。
そして、そのまま整理されずに残された土地は、次の世代でも同じ問題を抱えることになります。
そこで本日は、山林や畑を多数相続された方へ向けて、今の世代で整理を進めることの大切さについて話してまいります。
相続した土地100筆が負担になる理由

山林や畑を多数所有していても、すべてが活用されているとは限りません。
むしろ高知県では、
- 山奥にあり現地確認が難しい土地
- 接道がなく利用しにくい土地
- 長年耕作されていない畑
- 面積が小さく単独では使いにくい土地
- 場所や境界がはっきりしない土地
こうした土地が相続財産に含まれていることがあります。
一筆ごとの価値は高くなくても、数が多ければ確認・管理・手続きの負担は大きくなります。
相続登記義務化で何が変わったのか

2024年から、相続した不動産の名義変更(相続登記)が義務化されました。
これにより、これまで「そのうちやろう」と先送りされていた土地も、整理に向き合う必要が出てきています。
土地の数が多い場合には、
- どの土地を残すのか
- どの土地を手放すのか
- 相続人全員の意向をどうまとめるか
- それぞれの土地に費用をかけるべきか
など、検討の段階から時間も手間もかかります。
価値が高くない土地ほど、費用対効果に悩まれる方も多いのが現実です。
次の世代へ引き継ぐと起こる問題

「今は困っていないから、しばらく放置しても大丈夫だろう」
そう思われるお気持ちも自然なことです。
しかし、整理しないまま次の相続を迎えると、相続人がさらに増えることもあり、話し合いが難しくなる場合があります。
- 名義関係がさらに複雑になる
- 相続人同士の意見がまとまりにくくなる
- 管理負担を押し付け合う状況になる
- 相続登記や整理にかかる費用負担が次の世代に生じる
こうして、土地そのものよりも「整理できないこと」が問題になるケースも少なくありません。
高知県でよくあるご相談
実際に多いご相談として、次のようなものがあります。
- 山林の場所や境界がよく分からない
- 畑を相続したが使う予定がない
- 土地が多すぎて把握できていない
- 筆数が多く、相続登記の費用負担が大きい
- 子どもに同じ負担を残したくない
同じようなお悩みを抱えている方は、少なくありません。
まずは現状を把握することから

大切なのは、すぐにすべてを処分することではありません。
まずは、今ある土地の状況を整理することが第一歩です。
- どこに土地があるのか
- それぞれの土地が今どのような状態なのか
- 今後も保有したい土地はあるのか
- 手放す選択肢がある土地はあるか
現状が見えてくると、次に取るべき行動も見えてきます。
まとめ|今の世代でできる整理を

相続した山林や畑が100筆ある。
それは珍しいことではなく、福島屋の実務でも実際にあるご相談です。
そして、その負担をそのまま次の世代へ引き継ぐか、今の世代で少しずつ整理を進めるかで、将来は大きく変わります。
大切なのは、一度にすべてを解決することではありません。
できるところから現状を確認し、一つずつ負担を減らしていくことが大切です。
現実に向き合うことが、ご家族の将来の負担を減らすことにつながります。






























