みなさん、こんにちわ!
株式会社福島屋代表の上田です。
最近は、生成AIのウェビナーに積極的に参加しています。
不動産業・建設業・製造業・小売業・金融業・医療業界など、業種を問わず、最先端のAI技術を知ることで、当社の業務に活かせるものがないかを日々模索しています。
AI査定の課題
不動産業界では、物件査定にAIを導入することで、1時間かけて手作りしていた査定書が、わずか3秒で完成するようになりました。
詳しい内容は割愛しますが、住所や築年数などの物件情報を入力すれば、30ページを超える算定根拠付き査定書が完成します。

ただ、当社が主に扱う「地方の築古空き家・難あり物件」については、路線価・公示価格と実勢価格に乖離がある、築年数が同じでも老朽化の程度が物件ごとに異なる、周辺の取引事例が少ない、物件単体が抱えている問題があるなど、AI査定だけではまだ難しい状況にあります。
時代はAI査定にシフトする
将来的には、画像認識の分析精度と特有問題のデータ蓄積により、それらの事情も抜かりなく査定価格に反映されるかと思いますが、もう少し先になりそうです。
路線価・公示価格と実勢価格が乖離している問題については、金融機関の担保評価実績をAIがデータ収集できるようになれば解決できます。