皆さま、こんにちは!
高知県で相続不動産や空き家、売却・処分が難しい負動産を専門に扱う、福島屋代表の上田です。
「なぜ負動産専門なのですか?」
相談者の方から、よくいただく質問です。
その答えはとてもシンプルで、福島屋のもとに持ち込まれる相談内容のほとんどが、一般的な不動産会社では対応が難しい案件ばかりだったからです。
さらに言えば、私自身もまた、相続した過疎地の農地や古家の処分に悩んだ当事者だったからです。
「売れない」「処分できない」「誰に相談すればいいのか分からない」
その負担を身をもって経験しているからこそ、同じ悩みを抱える方の声に、自然と耳を傾けるようになりました。
そこで本日は、なぜ福島屋が「負動産専門」を名乗るようになったのか、その背景について話してまいります。
目次
高知で圧倒的に多い「売れない・処分できない」不動産
福島屋に寄せられる相談の中心は、次のような不動産です。
- 建物の老朽化が進み、長期間放置された空き家
- 境界や所在地が分からず、管理不能となっている山林
- 利用も売却も難しい土地
いずれも「処分したいけれど方法が分からない」「放置するしかない」と、長年にわたり何もできずに悩まれてきたケースばかりです。

解決してきたのは、重い不動産問題
福島屋はこれまで、
- 農地・山林の整理
- 再建築不可物件の出口設計
- 遠方に住む高齢相続人が抱え込んだ不動産問題
- 生涯独身だった叔父が所有していた、過疎地にある老朽空き家
こうした負担だけが積み上がる不動産を、実際に解決へ導いてきました。
決して派手な取引ではありませんが、相談者にとっては、
- 子や孫へ負担を残す恐れ
- 管理義務や近隣からの苦情
- 固定資産税の負担
- 常に頭の片隅に残る、気持ちの重さ
そうした心配から解放される、人生の節目に関わる重要な問題でした。

「自然と負動産の相談ばかり集まった」という現実
不動産事業を始めた当初から、福島屋は「売れる物件」を追いかけてはいませんでした。
結果として集まったのは、
「他社や行政にも相談したが、結局どうすればいいのか分からなかった」
「売れないと言われただけで、それ以上の話にはならなかった」
「誰に相談すればいいのか分からず、そのまま時間だけが過ぎていた」
そんな声ばかりが寄せられました。
そこで私は、これは一部の人だけが困る“特殊なケース”ではなく、現実として確かに存在するニーズなのではないかと考えるようになりました。
だからこそ思い切って、高知県では誰も正面から名乗ってこなかった「負動産専門」という立ち位置を掲げることにしました。

立地の良い土地・新築・築浅物件は扱っていません
福島屋は、
- 立地・形状・条件の良い土地
- 新築建売住宅
- 築浅のきれいな物件
いわゆる「売りやすい不動産」は、取り扱っていません。
「売れない」「断られた」そんな不動産にこそ向き合うため、負動産の整理・処分に集中しています。
福島屋が向き合うのは、
- 高知県内の売却・処分が難しい
- 子どもや孫世代に負担を残したくない
- 手放したいのに方法が分からない
- 売却以外の選択肢を含めて整理したい
そんな切実な負動産の悩みです。

不動産は整理することが必要な時代へ
高知県では今後も、
- 人口減少
- 相続人の県外流出
- 空き家の増加
この流れは止まりません。
だからこそ、不動産は「負担を残さず整理する」時代へ移りつつあります。
福島屋は、その現実に真正面から向き合うため、高知県で「負動産専門」を名乗っています。

まとめ|負動産の相談先がはっきりしない方へ
- 山林や農地をどうすればいいか分からない
- 空き家や空き地を長期間放置している
- 県外に住み、現地の状況が分からず、判断に迷っている
こうした悩みは、決して特別なものではありません。
福島屋は、高知県で負動産に悩む方の「気軽に相談できる不動産会社」でありたいと考えています。
また、県外にお住まいで、高知県にある負動産の扱いに悩まれている方にとっても、同じように安心して相談できる存在でありたいと思っています。
距離があることで現地の状況が分からず、誰に相談すればいいのか分からないまま、不安だけを抱え続けている方も少なくありません。
そうした方が、ひとりで抱え込むことなく、まずは状況整理から相談できる場所として、福島屋をご利用いただければと思います。
引き続き、格別のご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。


































