この記事は、次のような方に向けて書いています。
- 高知市で空き家や土地、山林を相続した方
- 売却できず、相続や処分に困っている方
- 県外に住んでいて高知市の不動産を管理できない方
- 山林や田畑など、通常の不動産市場では流通しにくい不動産をお持ちの方
はじめに|高知市は中心市街地と周辺エリアで不動産価値に明確な差が生じやすい地域

高知市は、県内でも人口が集中し利便性の高い中心市街地を持つ一方、少し離れると山林や谷地、再建築が難しい土地が広がる地域でもあります。
中心部は需要が安定しているものの、周辺エリアでは老朽化した空き家や管理されていない山林・畑など、利用しにくい不動産が増えやすい傾向があります。
特に高知市では、
- 古い住宅地にある「老朽化した空き家」
- 市街地周辺の「再建築不可の土地」
- 郊外に残された「相続したままの山林」
- 名義が複雑で動かせない「共有土地」や「借地権」
など、売却・活用・管理が難しい“負動産化しやすい不動産”が増えています。
相続人が県外に住んでいるケースも多く、管理ができず放置されることで、のちのち行政指導・倒壊リスク・境界トラブルなどへ発展する事例も見られます。

高知市で相続不動産が負動産化しやすい理由
市街地は需要があるが、郊外は急速に需要低下
高知市中心部(はりまや町・鷹匠町・永国寺町など)や弥右衛門地区(杉井流・北金田・札場など)は比較的需要がありますが、郊外の住宅地では
- 売却まで数年以上かかる
- 解体費の方が高くつく
といったハードルが多いです。
老朽化した空き家が急増
築50~70年の住宅が増え、修繕費の負担が大きいため買い手が見つかりにくいケースが増えています。
解体するにも多額の費用が必要で、場所によっては解体費が土地価格を上回ることもあります。
そのため処分が進まず、放置されたまま負動産化してしまうケースが見られます。
市街地周辺の「再建築不可物件」が障害に
高知市の古い住宅地は
- 2m接道の不足
- 建築基準法の接道要件未達
などの理由で「再建築不可の土地」が存在します。
これは市場価値が一気に下がるため、相続負動産として放置される原因になります。
山林の相続放置が多い
高知市といっても、市街地を離れると一帯は山林が大半を占めています。
しかし、その多くが管理されておらず、木材資源としての価値が出にくい森林も少なくありません。
このような山林は市場での売却も難しく、いわゆる“負動産化”しやすい状況にあります。
相続土地国庫帰属制度ができたものの、高知市内でも
- 竹林の繁殖
- 急傾斜
- 境界が明らかでない
などの理由から、制度の要件を満たせず国庫帰属が難しい山林も少なくありません。
高知市で負動産化しやすい不動産の特徴
高知市では、次のような不動産が売却や活用が難しくなる傾向があります。
借地権付き建物
土地所有者との関係調整が必要になるため、一般的な売買よりも手続きが複雑になります。
再建築不可物件
建築基準法上の接道要件を満たしていない土地では、建物を建て替えることができず、市場価値が大きく下がることがあります。
未接道地・無道路地
道路に接していない土地は建築や利用に制限が生じる場合があり、買い手が限定されます。
市街化調整区域の土地
建築や用途変更に制限があり、一般住宅用地としての需要が低いケースがあります。
土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)
高知市の山間部や斜面地では、土砂災害特別警戒区域に指定されている土地もあります。建築制限や融資面で不利になる場合があり、売却が難しくなることがあります。

高知市で多い相続不動産の相談事例
ケース①:相続した空き家をどうすべきかわからない
高知市郊外の旧住宅地では、老朽化や雨漏り、シロアリ被害などにより買い手が見つからず、相続後そのまま放置されている空き家の相談が多くあります。
ケース②:相続人が県外で管理できない
相続人が県外に住んでいるため、草刈りや近隣対応、定期的な見回りができず、管理が難しいまま放置されてしまうケースがあります。
ケース③:市街地周辺でも“土地だけ残っている”
再建築不可の土地や市街化調整区域、借地権付き土地などは売却が難しく、利用されないまま残ってしまうことがあります。
ケース④:山林がどこにあるかわからない
相続したものの地番しか分からず、現地の位置や境界が不明なため、管理も処分も進められないケースがあります。
ケース⑤:名義が祖父母のまま・共有が多い
相続登記がされておらず、相続人が多数に及ぶため、話し合いや手続きが進まないケースも見られます。

売れない土地・空き家を整理する際の注意点
境界・地籍の確認は必須
特に山林・郊外の土地は
- 地籍調査の有無
- 境界の状況
- 土地や周辺環境の状況
が処分へ進むうえで重要になります。
再建築不可の確認
空き家や土地を整理する際は、まず接道要件を確認することが重要です。
接道状況によっては再建築ができない場合もあり、活用や引き継ぎの方法に大きく影響することがあります。
農地法・山林法等の制限
農地を相続した場合、処分や引き継ぎを進める際には農地法の制限があり、農業委員会の手続きが必要になることがあります。
解体費の把握
近年は解体費が上昇しており、高知市でも木造住宅の解体に100万円以上かかるケースは珍しくありません。
この費用負担が、空き家の整理を難しくする要因の一つとなっています。

高知市の相続不動産でよくある質問
高知市の行政窓口
- 高知市役所 土佐山地域振興課(高知市中山間地域空き家情報バンク制度)
- 高知市役所 建築指導課(接道・建築制限の確認)
- 高知市 農業委員会(農地の売買・転用)
- 高知県 中央東林業事務所(森林簿・森林計画図の確認)
- 高知市森林組合(山林管理の相談・現況の確認)
- 高知市役所 市民税課(固定資産税の情報)
それぞれの窓口で確認すべき内容が異なるため、「まず何から整理すべきか」を決めることが重要です。
高知市で不動産整理に特化した専門会社が対応

相続不動産の中には、「売る」「貸す」といった、一般的な不動産取引の枠では対応できないものが多くあります。
高知市を含む高知県内では、
- 再建築ができない土地
- 相続後に長期間放置された山林や農地
- 土地と建物の所有者が異なる不動産
- 解体費が土地価格を上回る空き家
など、通常の不動産市場では流通が難しい不動産も増えています。
福島屋では、負動産整理に特化した専門会社として、相続人の負担を軽減するための整理を前提にサポートを行っています。
福島屋不動産ができる相続不動産整理
- 相続不動産の状況整理(無料)
- 空き家の現況確認・リスク評価
- 土地の境界・接道・法令調査
- 山林の位置確認・所在不明土地の調査
- 引継ぎ先の探索
- 相続土地国庫帰属制度の申請サポート
「売る」ことだけでなく、“整理する” という視点を大切にしています。

高知市の相続不動産でお困りなら、まずは状況整理から
高知市の不動産は、中心部と郊外で需要が大きく異なり、空き家・土地・山林の扱いが非常に難しくなっています。
相続したものの、どう手を付けていいかわからない方は、放置する前に一度状況を整理することで、今後の方向性が見えてくる場合があります。
空き家・農地・山林などの相続不動産でお困りの方は、お気軽にご相談ください。
高知市の不動産整理についてご相談ください
📞 080-8557-4792(9:00〜18:00/不定休)
※相談無料・秘密厳守
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はい。
再建築不可物件であっても、引継ぎ先が見つかるケースはあります。
再建築ができない理由や接道状況、建物の状態などを確認したうえで、引継ぎ先の探索や整理方法をご提案しています。